宮城県東松島市には、震災直後から新松戸リバイバルチャーチの清澤副牧師が救援物資を運び、教会の有志メンバーで泥かきや炊き出し等の支援も継続して行ってきました。その後支援の形態はかわり、2013年から中高生有志ボランティアを中心に、主に現地の小学生の子ども達を対象としたサマーフェスティバルのお手伝いとして、子ども達とお話したり遊んだりしています。現地の子ども達は見た目には元気そうに見えますが、発達障害を抱える子も多く、震災の影響は色濃く残っており、心のケアの必要を感じています。
今年も中高生を中心に10名のメンバーで行ってまいりました。3泊4日、寝食をともにしながら、現地の子ども達とふれあい、夏休みの宿題や工作を2日間にわたって一緒にやりました。
来てくれた子どもたちは、はじめはとても人見知りをしていましたが、人懐っこくすぐに仲良くなり、終わってからも全然帰ろうとしません。中高生のお兄さんお姉さんの膝の上に抱かれる子、一緒に楽しく、激しく遊ぶ子、いろんな子がいましたが、実はそれぞれに複雑な家庭事情を抱えていたようです。
また、被災地の現状を知るため、近隣にある、海に近く津波の被害の大きかった女川町に行き、被災した方の生の声を聞きました。震災が残した傷跡の深さとともに、町の皆さんが被災から学び、今後このような被害がおきないようにと一人ひとりを津波から守るための街づくりをされている姿に復興の希望も受け取って帰ってきました。