第7回松戸市教育長講演会(2021.06.05)

2015年より始まった松戸市教育長講演会ですが、今年で7回目を迎えました。コロナ禍でしたが、対策をしっかり講じ、無事開催することができました。市役所、学校、福祉関係者など、20数名の来賓の方がいらっしゃり、松戸市長からも祝電をいただきました。

会場の様子

まず初めに、Jワールド理事で衆議院議員でもある、齋藤健 氏よりご挨拶をいただきました。コロナ禍で子どもたちの支援においても様々な部分で問題や課題が出てきますが、立法の立場から現場に適した法律改正、整備を進めていることを話してくださいました。

齋藤健 衆議院議員

今回の松戸市教育長 伊藤純一 氏のお話では、お互いの違いを認めながら、助け合いがある地域づくりを目指したいということを語られました。法律を作って人を守ることは大切だが、法律を作る背景にある思いやりや助け合い、をもう一度思い出して欲しい、というメッセージが込められていました。近年、新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害が多く発生しており、自助がよりいっそう求められていますが、それだけでは限界があります。やはり、人と人とが言葉をかけあって繋がり、共助する地域づくりがとても大切だと、改めてこのお話を聞いて実感しました。

Jワールドは、一人ひとりの存在を大切にしてきたからこそ、被支援者に他の人を助けたいという気持ちが芽生え、支援者となり、助け合うという良い循環が生まれています。「つながり」をさらに意識しながら、地域に良い影響を与える活動を続けていきたいと思います。