6月1日に松戸市教育長 伊藤純一 氏の講演会が開かれました。2015年にJワールド交流会として始まり、2016年からは「教育長講演会」となり、今回で早4回目です! 私たちも、伊藤教育長の貴重な講演が聞けるのを毎年楽しみにしています(⌒-⌒)
今回の講演では、科学技術の進歩によって生活が便利になる一方で、失われてしまっているものが多くあるように感じるという話をされました。本来、経験しておかなければならないことが、面倒だという理由で避けられてしまっている危険性を指摘されました。例えば、車の運転では、本来は運転というものは危険であることを認識し、気をつけて行うべきことなのに、安全運転のための機能が増えたり、自動運転化が進むことで、危険を察知する能力が育たない、ということを挙げられました。また、コミュニケーションにおいても、ツールが発達するものの、人との関わりが希薄になってしまうと、伝える力が育たずに、コミュニケーション自体が面倒だと感じるようになってしまうのでは、と危惧されていました。私たちも、必要なことなのに、いつの間にか避けてしまっているところがあるなと考えさせられる講演会でした。
講演会後は、松戸市からの委託事業である学習支援や、青少年居場所作りスタッフの紹介を行いました♫ 勉強スペースに来ている自閉症気味だった少年が、スタッフや友達とのふれあいを通じて仲間を大切にするように変化したことや、松戸市青少年会館での居場所作りが徐々にできていき、スタッフに何でも話せる中高生の居場所となっていることや、そこからJボランティアに参加する学生さんも出てくるなど、最近の活動の様子も紹介しました!
その後は、手作りカレーを食べながら色々な話題に花が咲き、普段はなかなか接することのない方とも交流でき、お互いにいろんな刺激を受けることができて、とてもよい会となりました(^_^)