9月8日、ボランティア証明書授与式を開催しました。今年で7回目の開催となります。年々授与者が増え続けており、初年度は20名でしたが、今年は53名となりました。私たちの活動の輪が少しずつ広がっていることを実感できて、スタッフ一同喜びにあふれる式となりました。
今年度私たちが主催で行ったのは「ゴミ拾いボランティア」、「東松島復興支援ボランティア」、「学習支援事業新松戸COLORSの運営補助ボランティア」、「おやこDE広場旭町ボランティア」です。担当者による内容紹介の後、理事長の三浦より証明書の授与がありました。
授与後は、ボランティア参加者から、ボランティアに参加しての感想を話していただきました。学習支援事業では菅野紗矢佳さんが「あなたは高価で尊い、大切だよ」という理念のもと子どもたちと接していくことで、自分の気持ちを出しやすくなったり、自己肯定感が上がることで勉強対する意欲が向上したりを体感し、自分自身もボランティア活動を通して刺激を受けている体験を話してくれました。
また、東松島復興ボランティアでは、山田百合香さん、山崎天力くんが、宮城県東松島市での子どもたちとの交流イベント、被害の大きかった宮城県女川町の視察の感想を話してくれました。表面的には何ら変わりなくても、遊ぶと「構って欲しい」というサインを出す子どもたち。大きな被害を受けた女川町では、自分たちと同じ中学生が、津波の恐怖を後世に伝えたいと女川いのちの石碑を建てたことを聞いて東日本大震災は過去の事ではなく、まだ被災地では復興のための働きが必要であることを実感し、周りの友だちに見てきたことを伝えないとと決意して帰ってきたことを語ってくれました。
また、授与式には元農林水産省大臣の齊藤健衆議院議員、松戸市より山田哲也副市長、6月に引き続き伊藤純一教育長をはじめ、千葉県老人クラブ連合会会長の白鳥ひさじさん、松戸市社会福祉協議会会長の文入加代子さんも列席いただき、ご挨拶をいただきました。ボランティア活動を通して、ますます地域の子どもたちが健全に成長できる機会を提供すべく、日々活動に励んでいきます。